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坂元のくろずの源
三方を丘・南方を錦江湾に囲まれた福山町の景色
私たちは⿅児島県霧島市福⼭町という、三⽅を丘・南⽅を錦江湾に囲まれた美しい⾃然が息づく地域で、江⼾時代から壺を使った黒酢造りをしております。
「壺造り黒酢」は太陽エネルギーのもと、「環境に住み着いた微⽣物」の活躍により黒酢となるため、この福⼭町の気候⾵⼟が不可⽋です。
私たちは壺が並び、黒酢を造る場所を農作物を育てる畑になぞらえて「壺畑」と呼び、福⼭町の歴史と共に歩んできました。
坂元のくろずのこだわり
黒酢造りの主役は微生物です。黒酢は原料を壺に入れた後、様々な微生物が関わる複雑な発酵過程を通じてできあがります。それぞれの微生物が活動しやすい環境作りの手助けをするのが黒酢職人です。
私たちは社内制度で厳しい試験を合格した職人たちのことを「醸造技師」と呼び、伝統製法・技術の継承を行ってきました。
醸造技師はそれぞれの黒酢の個性と向き合い、まるでわが子を育てるように愛情を注ぎながら、長い時間をかけて大切に黒酢を育てます。
「地理的表示(GI)保護制度」
地域ならではの要因との結び付きを有する産品について、生産地や特性とともに、その名称を知的財産として国が保護し、農林水産大臣が登録する制度です。
坂元のくろずは2015年に鹿児島の壺造り黒酢として全国第一弾で登録されました。
坂元のくろずの可能性
私たちは「人類の美と健康に奉仕します」という社是のもと、黒酢の無限の可能性を探求するとともに、新しい価値の創造に向けて挑戦を続けてきました。
1973年より各大学や公的機関との共同研究を開始、1992年に自社研究所を立ち上げ、黒酢の研究の歴史は50年を迎えました。
これからも秘められた黒酢の無限の可能性を探求し続けます。
食品安全の追求
坂元醸造の黒酢造りは江戸時代からの伝統製法にこだわりつつも、収穫後の黒酢はFSSC22000という国際品質基準を取得した最新鋭の工場で殺菌・濾過された後に、瓶へ充填・包装されてお客さまへお届けしております。
坂元醸造は、安全性については妥協することなく、あらゆる視点から調査・研究・モニタリングすることで、お客さまにより安心して製品をお使いいただけるように努めております。
FSSC 22000は、ISO 22000を追加要求事項で補強した食品安全マネジメントシステムに関する国際規格です。(坂元醸造では福山工場で認証を取得)